プロ選手も注目!の
「腱トレーニング」とは。
- 筋肉と関節による
動作をコントロールするのが
「腱」の役割。 - 走る。投げる。打つ。あらゆる運動は、関節によってつながれた骨を筋肉によって動かすことで実現しています。そして筋肉の伸縮によっておこる動きを骨に伝えている部分、それが「腱」と呼ばれる組織です。つまり身体の動作を正確にコントロールするうえで腱は、きわめて重要な役割を担っているのです。
- 解明されはじめた、
スポーツにおける腱の重要性。 - さらに最新のスポーツ医学によって腱の研究が進むに連れ、一般人と一流アスリートでは腱の使い方が大きく異なることがわかってきました。短時間で大きな力を出す必要があるスポーツでは、筋肉を速く収縮させる必要があります。しかし筋肉は速く動かすほど出せる力が小さくなるのです。このため一流アスリートは、筋肉ではなく腱を伸縮させることで短時間に大きな力を出しているのです。
- 野球の速度と負荷に
対応するにも、これからは
「腱トレ」が必要となる時代。 - ベースボールメディカルセンターは、こうした“腱理論”の重要性にいちはやく着目し、野球の動作改善に導入。それが他にはない「腱トレ」です。科学的根拠に裏付けられた内容を、選手一人ひとりの体格や成長にあわせたトレーニングとして実施することで大きな成果をあげてきました。怪我に悩まされていた中学生ピッチャーが140km/hのストレートを投げれるようになったり、プロ野球チームに入団して一軍で活躍したり、日本代表侍ジャパンの投手を務めるまでに成長したりなど、多くの選手たちの夢を叶えてきました。2018年には阪神タイガースの春期キャンプでも練習メニューに取れ入れられたほどです。
これまで、身体能力を強化するトレーニングと言えば筋肉や関節にばかり意識が向きがちでした。しかし、それらを精確に動かし、本来の力を発揮させるための鍵は腱という組織なのです。この腱理論に基づいた「腱トレ」は、これからすべての野球選手にとって重要なトレーニングメニューとなっていくことでしょう。
「腱トレ」による効果
腱が使えていない選手
つねに動作やパワーが不安定
- おなじ
フォームを
維持できない - 微妙な力の
調節が
できない - フォームに
力みが
入りやすい - 動作が
スムーズに
安定しない
腱が上手く使える選手
安定して力強い動作を実現できる!
- アスリートとして
理想的な
身体組織を
手に入れられる - 遠心力などを
利用したスムーズな
フォームを
維持できる - 腱の伸縮により
つねに筋肉が
強い力を
発揮できる - 腱の
弾性エネルギーを
利用して動きを
さらに加速できる